c71は生きている

荒いまま思ったことをしがらみなく推敲しないで書く

ちゅうちゅうしゃから救急車へ

保育園から帰ってくると、子どもは「おかーり」と言います。

そして「パパ」と言って指をさして、パパもいることを教えてくれます。

子どもは自分で靴を脱げるようになったので、上がり框に座って、靴を両手で脱ぎます。

私はかがんで、両手を広げて待ち、腕の中に飛び込んできた子をひしと抱きしめます。子どもも私を抱きしめてくれます。私はとても幸福だと思います。

 

食事をします。

生のあんずが売っていたので、デザートに出しました。

とてもすっぱかったのですが、すっぱいのが好きな子供は、「おかーり」と言って、皿を差し出し、おかわりを要求しました。

おかわりを出しましたが、ぺろぺろ舐めるばかりでなかなか食べませんでした。

 

買い物袋にスイカが入っているのを、しまうときに見られていたので、「しゅか」と言われて、それも要求されました。最初は種も一緒に食べていましたが、父親が種を取って食べているのを見ると、真似をして「たね」と言いながらつまんで取ってから食べるようになりました。

レーズンパンのレーズンもくりだして食べるのが好きなので、それと同じように楽しんでいる様子でした。

 

ピーポーピーポーという音がしたので「お?」と言い「きゅーきゅーしゃ、だ」と言いました。本当に少し前までは「ちゅーちゅーしゃ」と言っていたのでびっくりしました。

 

「ちゅーちゅーしゃ、いっちゃった」とも言っていました。二語文が増えてきました。

 

食事の後に、ブロックの入ったバッグを持ってきたので、一緒にブロックで塔を作るのを二時間しました。

途中で何度か「いないいないばあ」と言って、テレビを観たがったので「おかたづけしようね」と言って一緒にお片づけをしました。でも、ブロックを壊して袋に入れ終わると、ブロックをばらばらにするのが楽しくて、「もーいっかい」と言いました。

それが二回か三回ありました。

ブロックの塔は、以前はとにかく高く従っていましたが、今は隙間なく積み上げるのが流行りです。

一番下の段が安定するように組んであげたら真似をしていました。

一本足のブロックと、四本足のブロックがありますが、一本足のブロックの上に、四本足のブロックを差すので、やっぱりぐらぐらになり、倒れると「こわーえた(壊れた)」と悲しがっていました。だから、よしよしと頭をなでてやりました。

 

にこにこしながら悪そうな顔をして、近づいてきたので何かと思ったら、ほっぺたをべろりと舐められました。そのあとも、舌を出してにこにこしていました。

服の裾で顔を拭いていると、タオルの前掛けを持ってきて、それで拭いてねというように渡してくれました。

 

右と左を教えたいと思って「右、左、右、左」と子どもの足を太鼓のようにたたいていたら、「もっとはやい!」と言ってもっと早くたたくように命じられました。そして、どんどん早くして言ったら、笑い転げていました。

 

お風呂に入るのを嫌がって「おふろやや、ちゃぷやや」と言って抵抗して服をつかんで脱衣を抵抗していましたが、何とか脱がして連れて行くと、シャワーで手を洗って「ピカピカ」と言ったり、私にお湯をかけたり、けっこう楽しそうでした。

お風呂を上がるときには「こりこり」と言って、湯船の外を指さして「あーゆー?」というので、「あがるの?」というと破顔一笑しました。

微笑むときに、両目をぎゅっと閉じて、ぱちくりするのがかわいいです。

 

お風呂から上がるとスポンジを取って、床をごしごし磨いてくれたので、一緒に床掃除をしました。そのあと、湯船も洗いたがったのですが、あとに入る人もいたので、断りました。

 

 

お風呂から上がると、薬を塗ってから、ミッキーマウスを観ました。一緒に歌ったり、ミッキーが危機になると「てーへんだ(たいへんだ)、ミッキー」と言って心配したり応援したりしていました。

 

夜遅くなったので歯磨き(暴れる)をして、電気を消すと「ねんね、ちごう、ねんね、ヤヤ」と言って泣きました。そのあと「パンダしゃん」「ちゃーちゃん」「ぞーしゃん」といって、パンダとウサギと象のぬいぐるみを求めてさまよい、それを渡すと今度は「しーゆ、ない」と言ってシールを探し、「黄色、ない」と言って、黄色のキラキラボールを探し、「かえゆ、ない、きいろ、えめめ」と言って今度はカエルのぬいぐるみを探して、結局おもちゃにうずもれて十時前に寝ました。