c71は生きている

荒いまま思ったことをしがらみなく推敲しないで書く

プラスチックは燃えているか?

コンロの横に置いていたティファールの湯沸かしに火が燃え移って、溶けてしまった。

幸い、中に水が入っていたので、火がついて溶けたものの、穴から水が出て、火事にはならなかった。しかし、壊れた。

 

昨日から温泉に泊まりに行っており、ぼんやり湯船につかったものの、腕時計をしたままだったので、腕時計が水没して壊れた。

 

子は、跳ね回るように喜んで、和室をぐるぐる歩き回った。なぞの言葉で一生懸命話していたのだが、わたしには何を言っているのかわからぬ。しかし、とにかく楽しそうだった。ダイアル式の電話があり、子はそれで、もしもしを楽しんでいた。

 

お風呂は広く、窓は広く、景色がとてもよかった。湯船がひょうたんのような形で、声が反響するのが怖いのか、子は少し泣きながらしっかりとしがみつき、小さな指が腕に食い込んだ。

映画俳優のような渋い顔つきのおじさんが、荷物を運んで、あいさつと説明をしてくれた。

 

食事を汗だくで済ませて、すぐ眠ってしまった。汗だくなのは、子が、広い場所で歩きたいとせがむのを、なんとか食事させるためだ。

 

子供は集中すると、上唇をくちばしのようにとんがらせる。それがどうにもかわいいので、何とか写真に収めようと四苦八苦して、ようやく写真を撮ることができた。

 

朝起きて、朝風呂に入って、それからチェックアウトをし、仕事をした。

面白い子を教えたので愉快な気持ちになった。かつての教え子から、うれしい知らせもあった。

 

車内で、職場でもらったソフトクッキーを、子がチャイルドシートに擦り付けるのを無になって眺めて、帰宅してから、チャイルドシートのカバーや、着替えを洗濯した。掃除をしたり、片付けをしていると、子が、クイックルワイパーをもって、あとからずっとついてきた。とてもかわいい。自分の身長の二倍はあるけれど、床にぺたぺたと押し付けている。よく見ている。

 

いないないばあの絵本を五回読み、バルバルさんを五回読み、そのほかの絵本を二冊それぞれ三回読んで、疲れたのでピングーを観た。ピングーは、初期のほうが面白い。制作がアメリカに移ってからはダメだ。シティのはもってのほかだ。

 

ボカロの初期の曲が懐かしくてよく聴く。歌詞がまだこびすぎていないし、実験的で面白い曲が多く、楽器としてボカロを使っているので、おもしろい。歌い上げる系の曲が嫌いなので、聞いていて疲れない。

 

 

湯沸かしは燃えてしまい、意気消沈したけれど、子供を寝かしつけるのに成功した。寝る前に、子は、げはげはと笑いながらわたしの上に乗っかって、口の中に手を突っ込んできた。子守歌を歌うと目をらんらんとさせる。

 

プラスチックは燃え、時計は水没した。

そして、夜になった。