c71は生きている

荒いまま思ったことをしがらみなく推敲しないで書く

なれそめ

結婚物語。ブログ

がとってもおもしろいので、過去ログを読み漁ってる。

婚活では大変な思いをしたけれど、結婚相談所でパートしたくなってしまった。

 

で、なれそめを語りたくなったので書く。

わたしと今の伴侶のなれそめは、ネットで知り合ってSkypeで話しているうちに親しくなって、向こうが会いに来てそのまま一緒に暮らした。

わたしは、二十歳から二十七まで付き合った彼氏と別れてから、いろいろ人生が踏んだり蹴ったりで、三十二歳になってから、その時の元カレを引きずりながら婚活をして、「もういやだ」という気になってから、街コンで出会った彼氏をつくって、もう結婚してしまおうと思ったけど、ひもみたいになったから出て行ってもらって、その次にブログ読んでましたといってきた年下の男と付き合いてーな、つきあおうかな、みたいなところで、今の伴侶と出会ったんだよね。

 

で、年下の男はいろいろあって別れて(そもそもつきあっていたのか怪しい)、今の伴侶とは、今付き合っている人とも付き合いたいけどそれでよければ、ちょっと期間かぶるけれど、とちゃんと説明したうえで一緒に住んでいた。説明も何も、わたしは全部ブログに書いているから、伴侶(六帖さん)も知ってたんだけどさ。

会う前には、六帖さんと戸籍謄本と、給料の明細を見せてもらっていた。

 

彼は連れ子ありの離婚経験者で、十年間軟禁されたこともあり、とても話が合った。

彼はものすごくお金がなかった。なにしろ、月十万円で暮らす(その中には、奨学金の返済に万円も含まれる)節約ブログ書いてたくらいだから。くず米とアメリカ産大豆を食べてしのいでいたのだ。

六帖のかたすみ |

 

彼は相模原で結構楽しそうに暮らしていた。お金がないけど図書館めぐりと無料コンサートを楽しみ、一円でも安いお店を探して走り回り、味噌汁をうまいうまいといって食べ、暇さえあれば、筋トレをしていた。家計の足しにランサーズで一生懸命働いて五千円にしかならないといって嘆いたり、塾でバイトを始めたりして、貧乏だけど働き者だし、家計簿つけていてえらいなーと思った。

 

わたしもそのころ、筋トレをしていた。そして、スクワットを100回するたびに、ツイートしていたら、毎回いいねをつけてくれていた。わたしは、そのころ過労気味で、ストレス太りをしていたうえ、座り仕事だったので、スクワットくらいしてないと、眠くなるし腰も痛くなるので、がんばっていたのだ。

 

で、彼はまだ会ってもないのに、わたしのことを好きになったといって、一生懸命涙ながらに訴えてきたので、わたしも憎からず思って、会ってみようかなと思った。

わたしはそのころいろいろな人に気軽にあっていたので、ひどい目に遭ったり面白いことがあったりしていた。

 

だから、そこにひどい人生の一ページが新たに加わってもいいかなと思った。

 

会ってみると彼は小さくてものすごく緊張して、汗をかいていて、地味で信用できそうだなと思った。かわいらしい人やなと思った。

 

 

そういうわけで、彼もわたしもそれぞれ結婚の条件の悪い人間だったけれど、うまくやっていける気がして今に至る。

当時はお金がなかったけれど、今は、二人とも働いてるから、お金を貯めるくらい余力ができた。むしろ、彼は子供が生まれてから、働く量が増えた。家事も育児も一生懸命やってくれている。

子供が生まれてから、経済的には落ち着いてきた。割れ鍋に綴じ蓋ってよく言ったものだなと思う。

 

ちなみに、わたしは結婚相談所に相談に行ったら、「あなたは結婚相談所よりも、自分で探したほうがいい人に巡り合えると思いますよ」と言われた。門前払いされたというわけじゃなくて、紹介してもらって、会ってみたけど、相手の方にはお断りされた。

ほかの人にも、ネットで婚活のことを書いて、結婚相手を見つけた人がいるらしいよ、と言われたけど、本当にそうなったから面白いなーと思っている。