子供と色の規則性
子供は、洗濯ばさみが好きだ。
洗濯ばさみがついているハンガー型のピンチをもちながら泣くのでよく見てみたら、みずいろ、オレンジ、みずいろ、オレンジの連続なのに、みずいろ、みずいろになっていたのが気に食わなかったらしい。
オレンジはもうなかったので、みずいろ、黄色と交互になるように替えたら喜んだ。
もう、規則性が認識できるのかと驚いた。
ハンバーグ屋さんで、機械の重低音が響いているのがいやだったみたいで、耳をふさいでいた。
椅子の上から周りを見るのが珍しかったらしい。十一時の開店と同時に入ったので、親子連れが多く、ほかの子供に一生懸命、謎の言葉で話しかけていた。
昨日クレーンゲームでゲットしたドキンちゃんを一生懸命車の中でなめていたので、ばいきんまんを見たら「きん、ばい、きん、ばい、ばい、きん」と言ったので、言葉と絵が一致しているんか、と驚いた。
どんどん名詞が増えている。動詞に比べて単語が遅かったのだけど。
無印のビーズのソファに倒れこんだり、引き出しの上に登ったりして、休日を楽しんでいる。
ゼリーも一人でスプーンを使って食べられるようになった。
わんわんカーニバルや、ぐるぐるどかーんで踊れるようにも歌えるようにもなった。
バスに乗ってが好きで、よく「ごーごー」という。
「えんえんえん」といって、野菜の歌や、てをたたきましょうをうたってほしいと催促もできる。
わたしが横になっていると、上にのって、びょんびょんバウンドするのでろっ骨が痛くなる。
缶からをこよなく愛していて、鉛筆でたたいてドラミングをする。
重いものを運んで得意顔をする。
バケツにお湯を入れてやって、そこに漬けてやると、ちゃぷちゃぷしたり、ぞうさんじょうろで遊んだりするから、汗をかいたり飽きたりしたらよくしている。