c71は生きている

荒いまま思ったことをしがらみなく推敲しないで書く

読書量って身長みたいなもん、などいろいろ。

今日は苺を煮て苺シロップを作り、文旦の皮でお菓子を作った。

文旦、柑橘系の中で一番好き。上品な甘さとさわやかさとかすかな苦みで。

 

お花見行って、散歩して。昨日はFF7して、美容院行った。前髪を作った。

 

読書のコツは、読書量を増やすことだという身のふたもない結論だよね、という話を伴侶としていた。

「前は、全然わからなかったけど、本をだいぶ読めるようになったよ。総論と各論を分割して概念をとらえられるようになった。いろいろ方法を書いた本あるんだけど、それをやるためには結局読書量がいるんだよね」

「読書量って身長みたいなもので、高さなんだよね。高ければ高いほど、広い視野で眺めることができるし、全体像もわかる。ざっくり論旨を把握して、そこから細分化して、細部を読み取っていく、というのをするためには、読書量を積み上げて高さを確保すると視野が広くなるよね」みたいな話をした。

高さがないと、近くの周りしか見えない。高さが確保できると遠くまで見通せる。

 

英語力もそうで、英語力を身に着けるには五千ページ読めばいいという話がある。

でも、そんなんできないし、できる人は、自分なりに勉強していって力が付くから、そういうモチベーションを保てない人は、駒かい方法論みたいなのが必要だ。

 

吹奏楽の演奏を聴いて、こういうコンサート開きたい、と楽器を始めた人に、「体ができてないから一日100回腹筋して一年たってから来てね」と言っても、モチベーションは保てない。

だから、腹筋させつつ、指の動かし方とか、できたと感じられるようなちょっとしたうれしいことを用意しながら教えるのが普通だ。

単語暗記が腹筋だとすると、文法理解が音を出す、音階通りに弾くような基礎練習、問題集を解くのがパート別の練習、長文読解は、合わせて演奏する、模試は演奏会みたいなものかも。そういう風にしないと、やっぱりついてこれない。

 

勉強で、一番いいのは、自分がやってみること。暗唱はバカにできない。

よく、受けのいい先生がいて、説明が上手でも、成績が伸び悩んで、生徒ががんばらないからだみたいな話になるけど、たぶん、それって、パフォーマンスに陥っているか、先生が先回りして解いているんだよね。それは、先生の学力向上にはなるけど、生徒は聞いているだけだから力はつかない。

基本的には、怠けないでやっているか見張るとか、視野が広くなるような話をするとかが大事だと思っている。生徒が解いているのを見て、どういう癖があって、どういう問題があるのか発見して、それをいかに工夫して排除するかを考えるのが仕事だと思っている。

だから、わたしは親受けは悪いけど、成績は結構あげられる。

 

今教えていて面白いのは、国語。最近は、「発表」「プレゼン」に力が入っていて、新試験もそうなる。国がそういうことできる人を育てたいんだなと思う。

だから、作文ができるってことが大事になる。

まず、要約をしてもらってる。要約というか、段落ごとにキーセンテンスを抜き出してもらう。キーワードというか、言い換えをされているワードが「主旨」に結びつく文脈だから、それを抽出して、キーセンテンスを抜き出してもらう。そして、最終的には、キーセンテンスを結び付けて、いらないものを取り除いて、要約を作れるようになれば、作文も作れるようになるし、読解力もつく。キーセンテンスが抜けるということは、読めているということだから。そして、要約を作る過程で、語彙も増える。書き抜くから、手で書いてる。言葉選び言葉運びに慣れる。だから、いずれ、書けるようになるといいなと思ってみている。実際書けるようになるから面白い。

三か月あれば、一か月でもいいんだけど、結構かけるようになる。

国語はみんな勉強していないから、伸びしろがある。読解力があれば、ほかの教科も伸びる。教科書が読めるようになる。問題が正確にとらえられるようになる。だから、成績が伸びる。

 

今日は、ちょっとイライラしてしまった。

具合が悪いみたい。頓服を三回飲んだ。

子供が「だーだい!ごーごー!」と雄たけびを上げながら、公園を練り歩いたり、階段にしがみつきながら登るのを追いかけたりしていた。

 

日差しがだいぶ強くなってきた。黄砂がひどいので、乾燥機と部屋干しを使っている。毛玉ができると感覚過敏で着られなくなるので、わたしのは部屋干し。

 

子供は、興奮して、部屋中走り回り、箱によじ登ったり、クレヨンをまいたり、洗濯ばさみを箱に入れては箱からざばっと出したり、缶からを鉛筆でたたいてドラム代わりにしたりしていた。わたしの上に乗っかって、ろっ骨を折ろうとして見たり、どーぞ!といって、眼鏡を渡して起こそうとしたりした。どーぞ足す眼鏡で「起きろ」という意味なんだろう。

タオルで作った使用済み前掛けをしまって、新しいのを出して、首にかけて「どーぞ」といいながら、椅子によじ登ろうとするのを見ると、賢いなと思い、そして、どうしても笑ってしまう。

 

昨夜は「きーらきらーきーらきらー」と初めて歌っていた。語彙は増えないけど、表現力は上がっている。