c71は生きている

荒いまま思ったことをしがらみなく推敲しないで書く

二人で梅酒を漬けた

梅を洗っていたら、イスを運んできてよじ登り、隣に立ったと思うと、梅を次々に手渡してくれた。

「あい」と真剣な様子だ。

ありがたく一つ一つ受け取って拭いた。

それから、瓶を消毒して、梅を一つ一つ落とし、入れていくと、それもやっぱりやりたがって、一つ一つ梅を入れていった。

ときおり氷砂糖を袋のままざらざらと注ぐように落としていくと、目を見張っていた。

梅、氷砂糖、梅と交互に入れて、最後にホワイトリカーを入れた。きゅっと蓋を閉めるとしかめっ面のような笑顔になって、小さな手で拍手をしていた。

 

おせんべのことをクッキーと呼ぶ。クッキーちょーらい、バイキー(アンパンマンの野菜せんべいが欲しいってこと)、というので、あげると、「てってくった(ママがくれた)」と言って喜んでいた。

 

出先で天井に扇風機があったり、小さなおもちゃの風車があったりすると、手を糸巻きの手遊びのようにくるくる回して、「くーくぅ(くるくる)」と言って興奮して教えてくれる。回転するものが好きらしい。

 

最近は、早い、寒い、という言葉も覚えて、風が吹くと寒いという。

車を見て早いという。特にピーポーとバスが好きで、ピーポーの音がすると、くるっと振り返って「ピーポーだ!」と見えなくても音の方向を指さす。

バスが来ると、「ばしゅ!ばしゅ!びてびて(バス見て見て)」という。

びてびてなのは、マ行がバ行だからだ。

マスク→バクス

まって→ばって

見て→びて

 

早く、というのは、遊びでも流行っていて、「ヘッドショルダートーニーザトー」の歌も早くという。いろいろな手遊びや、ぎっこんばったん(向かい合って立って、手をつないで足を起点にして倒したり起こしたりする遊び)をしていると「早く」と催促するので早くすると、ゲハゲハ爆笑する。

そして、一緒にABCの歌や、さんぽの歌などを歌うと、「シッ」と制止する。歌う、止まる、歌う、止まる、の繰り返しも大うけしてゲハゲハ笑う。

 

笑い方にも種類があって、「ゲハゲハ」「キャハキャハ」「キャアキャア」「にこにこ」、しかめっ面みたいに顔をくしゃくしゃにして笑う、などがある。笑い声がはじけると、オアシスを見つけたみたいな嬉しい気持ちになる。

 

言葉が増えただけじゃなくて、できることも増えた。

「まえかけ どこ だ」といって、前掛けを探す。

「ママー てえへん てえへん(大変) だ」と言って、脱衣所まで脱いだ服をもってきて、洗濯機に入れる。

靴をそろえる。

靴を履いてみて、というと、よいしょよいしょという感じで、つま先を入れて、靴のかかとをもって、かかとを入れて、面ファスナーをくっつける。それを両方やって靴を履けた!という感じで立ち上がっるので、「上手!すごすごすごーい」というと、誇らしさに、はにかむような表情をしてから、エッヘンという感じで立ち上がる。

 

最近しなくなったことは、大好きだった「いろ」「からだ」「あいさつ」の絵本を三か月くらい持ってこなくなった。一歳のころから毎日持ってきていたのに。覚えたからかもしれない。緑はあいかわらず「えめめ」という。

久しぶりにボールプールを出して遊んだ。これも一歳から二歳半くらいのころ大好きで、毎日遊んでいたけれど、ここ半年くらいはたまにになっていた。

 

子どもは、マクドナルドのハッピーセットでもらった魚のぬいぐるみが気に入っている。

私が手でぶーんと飛ばして鼻にくっつけたり、おでこにくっつけたりしていたら、目を細めてくすくす笑って喜んでいた。