言葉が増えた
「ぷーしぇん ぽよよーん いくよー」と言いながら風船をぽーんと投げ合った。
床にぶつかってからバウンドして頭に当たっているのもいとをかし。
パパにぶつかって「ごっしゃい(ごめんなさい)」と初めて言った。
おままごとをしたら「あむっありとー(ありがと)」と言ってレモンのおもちゃを食べる真似をして「すっぱーい」と顔をしかめた。演技派だ。
「パンを食べ終わったらいちご食べられるよ」と言ったら、おとなしく食べた。今までは、すぐに「ちちご」になってしまって食べると聞かなかったのが、「○○したら○○できる」というのがわかるようになった。
台湾パイナップルを買ったので、食べさせようとしたら、食べたことがないと思ったのか、嫌がったので押さえつけて口にねじ込んだ。食わず嫌いなことが多いので、かわいそうだが、一回口に入れないと、いつまでたっても、食べられるものが増えない。
口に入れられてから、もぐもぐ小さな口が動いていた。嫌なら吐き出すだろうから、ちょっとは気に入ったのかなと思っていたら「もって(もっと)」と言ってバクバク食べた。
トマトを見て「ててちゃん」「ととちゃん」と言っていた。たぶん、とんとんとまとちゃんの歌から来たんだろう。トマトが好物で、「かり!」とおかわりして食べた。
おなかいっぱいになったときに、おなかをおさえて「おなかぺこぺこ」と言っていた。意味を逆に覚えているんだろうか?
今二歳なのだが、指をピースにして「にしゃい」と言っていた。それから、「しゃん」と言って、指を三にしていた。
それから一本たてて一、ピースにして二、三、四、五と数えた。四の手の時に二というときが何度かあってそれもまた愛しい。
朝食を食べると「ちゃんぽ」と言って、散歩を催促していたので、公園に行くことにした。ちゃぼんだ(シャボン玉)も持っていくよと言ったらピョンピョン飛び跳ねて「いえいいえいいいえい」とこぶしを振って喜んでいた。
公園に行ったとき、年長さんくらいの子供とその祖父母がいて、かけっこをしていた。私の子どももそれに参加したそうに、近づいてじっと見ていた。だから、おはようございますとあいさつした。子どもは黙ってにこにこしていた感じだった。
そして、後ろから追いかけて走って行った。
祖父母の人たちと言ってもまだ若い感じで、うちの子どもにも気を使って「何歳?」「走るの上手だね」と声をかけてくれた。
もんしろちょうがいて、それを「ちょうちょばってー(待って)」と言いながら一生懸命追いかけていた。
ねこじゃらしをみつけて、一つ一つ丁寧に摘むと「こちょこちょいっぱいとったー」と言って見せてくれた。半ズボンを履かせてしまっていたので、くさむらにいることが気になったが、短い草ばかりだったからいいということにして、虫よけスプレーをした。
シャボン玉を二人でした。「てってーも」と言って、私にもやらせてくれ、上手にできると「上手、いっぱい」と二人で言い合った。大きいシャボン玉が出ると「おおきい」小さいシャボン玉が出ると「ちいしゃい」と言えるようになった。
それから、滑り台に行くと「てってーあーゆ?たこたこたこ」とたぶん、一緒に滑ろうという意味なので、一緒に滑って遊んだ。たこたこたこは、「早く」って意味なのかなと思うけどよくわからない。
滑り台をうまく滑り降りると「しゅーっと」と言ってくれる。何度も登って何度も降りると目が回りそうになった。
ばねがついている馬を模している遊具に座りたがって「あーっこ」と抱っこをせがむので、抱っこして載せてやった。「いちにいさんしいごおとくしちはちきゅーじゅー」と言って体を揺らしていた。おまけのおまけのきしゃぽっぽみたいなことも言っていたが不明瞭でうまく書き起こせない。
一時間くらい外にいたので、帰ろうと言ったが「かえゆのちごう(帰るの違う)」と言ってなかなか帰ろうとしなかった。
そこで「かえってラーメンを食べよう。きゅうりと野菜ジュースもあるし、ちちごもあるよ」というと「らーめんめん」と繰り返して「あっこ」と言って抱っこさせてくれたので帰れた。これがいやいやになると、暴れて抱っこもさせてくれなくなるので、抱っこで帰るのは重くて大変だけど、なんとかなった。
午後に塾の授業があったので、帰りにケーキを買って帰った。そのときにパンプレットをもらった。
子どもが、そのパンフレットを見ると、喜んで、じっと穴があくまで眺めていた。そして、フルーツタルトを指さして「こり!こり!」と一生懸命繰り返していた。私の指をつかんで、無理やりフルーツタルトの写真を指ささせて、こり!と教えてくれた。たぶん、これが食べたいってことなんだと思う。
夕食の時もずっとパンフレットを手放さず、こりこり!と言っていた。
夕食では、からあげと、もやしとニラをオイスターソースと塩で炒めたものを手でつかんで口に入れていた。キュウリも食べていた。ごはんはあまり食べなかったけれどある程度食べたらいいとして、ケーキを見せたら、驚いてにこにこして「キキ」と言っていた。
絵本で何度も見ていた、イチゴのショートケーキにしたので大喜びだった。最初に載っていたイチゴをゆっくりとつまんで口に入れて、頬を膨らませて、ゆっくりと咀嚼していた。それからフォークで生クリームをすくって舐めてちょっとずつイチゴを掘り出して食べていた。うまくフォークですくいあげられないので、ときどき「パパ」と言ってフォークをパパに持たせて食べさせてもらうことはあったけれど、おおむね自分でやっていた。ときどき、左手も使っていて、生クリームが付くと前掛けで拭いていた。
夜になると「ねんぷー」と繰り返していたけれどこれも意味が分からない。
最近お気に入りのwilderness TVを観て、赤ちゃんの犬が出てきたので、でてくるたび「あかちゃんわんわん、あおーん」と何度も教えてくれた。
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