家族というバッファ
大人と暮らして、家族というものがバッファとして機能するんだなと思った。
わたしが働けない間、伴侶が働いてお金を稼いで貯める。その間に、わたしは家のことをしたり、またどうやって働くか考える余裕ができる。
もし、彼が働けないなら、わたしは働いて彼を休ませることができる。
わたしは就職が良くない時代に働こうとして、一度正社員になれたものの、やめるしかなく、その後非正規として働いて、今もそうなんだけど。
転職は頑張ればできると思う。
これからでも。塾講師だから、大人とずいぶん会話もするし、営業もかけるし、話も聞いたから、そういうのを使えると思う。
パートから始めて経験を積んでいけると思う。例えば、前も書いたけど不動産や結婚相談所とかで働くとか。司法書士取るとか。今は無理だけど。
今稼いで貯めるお金が将来働けなくなってから使えるお金だから、貯めなきゃと思う。
いつも、使う話ばかりしてるけど、貯めることも考えてる。夫婦の良さは2馬力になることだ。働けばその分貯められる。
資産運用より、働いたほうがはやい最近は不動産投資いいなーと思ってる。
昔から不動産のチラシが好きで見てるんだけど、十年前の2倍になったね。
同じ条件のマンションどころか、同じマンション(十年経過したマンション)が2倍になってる。
今は買いどきじゃないけど、下がったら買ってもいいかも。今の相場の半分に下がるか、十年後くらいに。
キャッシュで買えたら、住んでもいいし、賃貸に出してもいい。
中古は、人気も相場も管理組合の運営も予めわかるから、中古の分譲マンション限定でずっと見てる。
株は伴侶がやってるけど、わたしは不動産のがわかる…
流動性が低く、ひとつが高価なのが難点だけど、店子が入りやすいものを買えばそんなに損はしない。
店子が入るのは売れるしね。
相場の動きがゆっくりなのも、換金性が低いのも、衝動性が高いわたしには向いてる気がする。
なにしろ、年金があんまりもらえないから、貯金がすべて。
貯金のペースがそのまま老後に使えるペースだから。
老後に月に20万使うなら、現在月に20万。60歳から80歳まで20年間、月に20万使うなら、今から20年間毎月20万円貯めないとね。
そして調べたら持ち家が前提じゃないと苦しいようだ。たとえ厚生年金でも、家賃を払って老後を過ごす人のことを国が想定してないからだって。
確かにそう。
わたしは国民年金だから余計そうだ。
子は、近頃、スプーンでスープやごはんをすくって飲める。
傾けて中身をこぼしてしまうことも多いし、少ししかすくえないときもある。
ぶーぶー言えるようになったのが楽しいのか、ぶーぶー言いながらブロックする。
ブロック遊びが好きで、一つ刺すところがあるやつをタワーにすることができる。
ほうじ茶ラテのスティックを箱から出してまたしまうのを30分やって、へうへう泣くのに寝ない。
たまに布団に頭だけ突っ込んで尻を出してころんと転がる。けどまたのそのそ這い出してきて、ばあばあ、ぶうぶう、かー、くー、だーでー、あー、たと、たと、くー、という。
「おとーとー」「ったーたー」っていう時は、「それを持ちたい」って時。最近、引っ付いてくるのであったかい。膝に座りたがったり、もたれかかってきたりする。
知らないって状態は、別に困ることもない。だって、それでもそれまで生きてこれたわけだから。でも、気が付かないところで損をしていたり、未来で困ることがあったり、選択肢が狭まったりするんだよね。
学校や大学は、自分の好きじゃないこと、興味のないことを教わるのに意味があって、それをすると、知らないから興味の持ちようもなかったことに興味が持てるようになったり、たまたま知ってたから騙されないで済んだりする。クーリングオフとか、労働法とか、法律全般ってそうだよね。まあそりゃ知らなくていいこともいっぱいあるけど。知ってて得する労働法。
最初に戻るけど、伴侶と暮らすと興味の対象が違うことで、お互いを補えることが多い。重なっているところは多いし、価値観はかなり近い。嫌いなものがだいたい同じ。好きなものが違う。一人で何でもやらないといけないときよりも、冗長性が高いから、ダメージを吸収してもらえるのはいい。